大引けの日経平均は83円高の3万8,371円、TOPIXは11ポイント高の2,692ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は600、下落銘柄数は990。出来高は13億7,271万株、売買代金は3兆2,680億円。
AI向け半導体の米エヌビディアの決算発表を日本時間で29日早朝に控え、28日の日経平均はもみ合いとなったが、大引けにかけてやや上げ幅を広げた。
トヨタはBMWとの燃料電池車全面提携に加えて、自己株TOBの追加検討で買われた。
楽天グループ(4755)がにぎわった。モルガン・スタンレーMUFG証券が目標株価を1,100円→1,300円に引き上げたが、料金プラン優位性とKDDIローミングでネットワーク品質は大手同等となり、モバイル価値顕在化で株価1,500円の可能性もと解説した。
第一三共やペプチドリームなど医薬品株が高い。
山洋電気はストラテジックキャピタルの保有判明で大幅高。
反面、ソフトバンクグループは売られ、三井E&Sは反落した。
北越コーポは利食い売りで大幅安。
業種別上昇率上位は輸送用機器、電機、保険、医薬品、精密で、下落率上位は紙パルプ、石油、鉱業、金属、水産農林。(W)