TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 前引けに比べてやや下げ幅を縮めた
速報・市況2024年9月9日

☆[概況/後場寄り] 前引けに比べてやや下げ幅を縮めた

12時41分時点の日経平均は663円安の3万5,725円、TOPIXは44ポイント安の2,552ポイント。
みずほ証券では日経平均が1日に1,000円以上動く日が多くなり、ボラティリティが高まった理由として、(1)AIやHFTトレードが増えているからではないか?(2)日本株は為替感応度が高いので、7月までのショート円&ロング日本株のポジションの解消が急速に進んだためではないか?(3)日経平均は外需比率が高い企業の比重が高いうえ、日本企業はドル決済比率が高いためではないかと解説している。
円相場が1ドル=160円まで下落していた時に、外国人投資家からは、日本株のドルベースリターンの低下に対する不満、日本の消費者からは輸入インフレに対する悲鳴が出ていたので、1ドル=140円台での為替安定は、日本の消費者・外国人投資家の双方にとってハッピーではないかと指摘した。

後場の日経平均は前引けに比べてやや下げ幅を縮めた。
東京エレクトロンは引き続き安く、円高でインバウンド関連のビックカメラ(3048)が安い。
一方、コナミやアサヒグループが高い。

業種別下落率上位は輸送用機器、保険、銀行、証券、海運で、上昇業種はなし。(W)

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