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概況/米国市場2024年9月11日

9月10日の米国株式市場は高安まちまち。金融株が売られ、金利低下でハイテク株は買われた

9月10日の米国株式市場でNYダウは反落したが、ナスダックは続伸した。
JPモルガン・チェースのダニエル・ピント社長兼最高執行責任者(COO)が、来年の経費と純金利収入に対するアナリスト予想は楽観的過ぎると述べたため売られた。

ゴールドマン・サックスは、最高経営責任者(CEO)がトレーディング部門は前年比で10%減益の軌道にあると発言したことで下落した。

一方、オラクルは第1四半期決算の利益と受注がアナリスト予想を上回ったことで買われた。

3年債入札が好調で金利が低下したため、ナスダックではエヌビディアやマイクロソフトなどハイテク株が買われた。
ただ、アップルは小幅安。
テスラはドイツ銀行が「Buy」で再開したため上昇した。

NYダウ工業平均は前日比92ドル(0.23%)安の40,736ドル。ナスダック総合指数は前日比141ポイント(0.84%)高の17,025。S&P500指数は前日比24ポイント(0.45%)高の5,495。

NYダウ採用銘柄はJPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスなどが売られ、アマゾンやベライゾン、マイクロソフトなどは買われた。上昇は15銘柄、下落は15銘柄。

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