前引けの日経平均は985円高の3万6,605円、TOPIXは48ポイント高の2,578ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,476、下落銘柄数は144。出来高は9億2,446万株、売買代金は1兆9,841億円。
米国でモルガン・スタンレーが英半導体設計のアームを「新たなトップピック」と発表したため、ナスダック市場でアームが大幅高となった。
東証ではアームの親会社のソフトバンクグループが買われ、米エヌビディアの上昇を受けてアドバンテストも高い。
その他、データセンター関連のさくらインターネットが大幅高となり、ITおよび防衛関連のNEC(6701)の上げも目立った。
日経平均は一時1,273円高の3万6,873円となったが、やや上げ幅を縮めた。
IHIは、大和証券が民間航空機エンジンのスペアパーツ事業が想定以上のペースで回復していると述べ、レーティングを「3(中立)」→「1(=買い)」に引き上げた。
セブン&アイは2月に付けた年初来高値を更新した。
一方、米国大統領選挙の候補者討論会で、住宅に関する政策目標は出なかったため、住友林業は小幅安となった。
業種別上昇率上位は電機、非鉄、海運、機械、精密で、下落業種はなし。(W)