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速報・市況2024年9月17日

☆[概況/10時] 下げ幅拡大。半導体関連とメガバンクが売られ、海運は上昇

10時12分時点の日経平均は388円安の3万6,186円、TOPIXは25ポイント安の2,545ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は731、下落銘柄数は853。出来高は5億7,032万株、売買代金は1兆1,671億円。
日経平均は下げ幅を拡大。
東京エレクトロンやKOKUSAI ELECTRICなどの半導体関連が安い。
モルガン・スタンレーMUFG証券では、これまで大型投資を行ってきた中国のメモリメーカーの歩留まりが改善しており、中国企業が非先端のDRAMで価格攻勢を仕掛けたことによって、DRAM価格が弱含んできたことや、フラッシュメモリメーカーは本格的な投資再開に至っていないため、東京エレクトロンとSCREEN、KOKUSAI ELECTRICの半導体前工程装置メーカー3社の業績予想と目標株価を下げた。
米国の利下げ観測でメガバンクも安い。
セルソース(4880)は大和証券が利益水準の本格回復には時間を要する可能性と報告したため、売られた。
一方、海運株が高い。海運大手3社のコンテナ船合弁会社「オーシャンネットワークエクスプレス」は、紅海での混乱の収束するめどがついていないため、喜望峰を経由するサービス体制についても新たに追加公表した。

業種別下落率上位は保険、銀行、電機、証券、輸送用機器で、上昇率上位は海運、水産農林、空運、陸運、食品。(W)

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