2時0分時点の日経平均は973円高の3万7,354円、TOPIXは64ポイント高の2,630ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,489、下落銘柄数は125。出来高は12億2,348万株、売買代金は2兆8,353億円。
大和証券では、米国FOMCでなぜ0.5%の利下げが必要だったのかという判断の根拠が分かりにくいと述べ、コロナ後のインフレ局面で、利上げが後手に回ったことで批判されたことへのトラウマがあるのだろうと推測している。
しかし、パウエルFRB議長の会見のように、先手を打ったので、米国経済は大丈夫だという姿勢を示してしまうとタカ派的に見えてしまう面があると指摘している。
そのため、満額回答と思われた0.5%の利下げでも市場の霧は晴れることがなかった。
米国経済の先行きが見えてくるまでは、このような方向感のない動きが続く可能性が高いと解説している。
日経平均は前場の高値に再び接近してきた。
ファーストリテイリング(9983)の寄与度が大きい。
ファーストリテイリングは日経平均への寄与度は大きいが、株価が4万円を大きく超えていて、100株単位のため、株主数は2月末で8,506名と少ない。
東京エレクトロンやメルカリ、トヨタ、日立、リクルートや日本郵船が高い。
極洋(1301)が年初来高値を更新した。
業種別上昇率上位は保険、輸送用機器、海運、非鉄、サービスで、下落業種はなし。(W)