10時6分時点の日経平均は557円高の3万8,281円、TOPIXは26ポイント高の2,669ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,143、下落銘柄数は449。出来高は5億7,116万株、売買代金は1兆3,473億円。
日経平均は654円高の3万8,378円で上値が抑制されたが、その後も堅調。
ロシア軍の哨戒機が23日に日本の領空を3度侵犯したため、航空自衛隊が戦闘機を緊急発進し、警告のために「フレア」と呼ばれる熱と光を放つ装置を初めて使用した。
防衛関連が買われ、三菱重工やIHIが高い。
なお、川崎重工(7012)はSMBC日興証券が、相次ぐ不正問題やオフロード4輪の大幅未達が株価の重しと述べ、目標株価を下げたため、本日の上昇率は三菱重工やIHIに比べて鈍い。
日本製鋼所はSMBC日興証券が成長ストーリー豊富な銘柄として推奨したため買われた。リチウムイオン電池のセパレーター向けフィルム・シート製造装置や原子炉部材などを材料視。
一方、ルネサスエレクトロニクスや第一三共、霞ヶ関キャピタル、ニトリは安い。
業種別上昇率上位は電機、保険、精密、不動産、電力ガスで、下落は空運、医薬品、陸運。(W)