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IPO2024年9月25日

新規上場紹介 Schoo(スクー) 10月22~28日のいずれかの日 グロース 社会人向けオンライン研修サービス

Schoo(264A)が10月22日から28日のいずれかの日(上場日の4営業日前までに決定予定)、グロースに新規上場する。

「世の中から卒業をなくす」というミッションを掲げ、個人、法人にオンライン動画学習サービスを提供している。

社会人の「学び手」に向けては法人向け研修サービス「Schoo for Business」、個人向け学習サービス「Schoo for Personal」、高等教育機関・社会人教育事業者の「教え手」には、学習管理プラットフォームサービス「Schoo Swing」を提供している。このうち、「Schoo for Business」の売り上げ比が90%を超えている。

8月末時点の「Schoo」サービスの有効会員数は115万人。創業以来蓄積してきた8,500本以上の豊富な学習コンテンツと、コンテンツを企画、制作、配信するノウハウが強み。学習コンテンツは「ビジネス基礎力」「デジタルリテラシー」「AI時代の人間力」「リベラルアーツ」「デザイン力」の5領域に分類。毎日約60分の生放送授業の配信に加え、月50本以上コンテンツを制作している。

主力の「Schoo for Business」は自律型人材を育成することを目的に、一人一人の社員の状況、課題にあった研修を提供する。階層別や職種別の研修で業務に必要な知識、スキルを学習しながら、社員自らの意思で能動的に学習し、成長する仕組みつくりをサポート。第一線のビジネスパーソンによる講師陣の授業と最新トレンドを網羅した高品質な独自コンテンツが特徴。また、オンライン集合学習機能で、社員同士がコミュニケーションを取りながら学習することも可能。

収益は毎月の利用料を積み上げ、継続的な収益を確保していくサブスクリプション型モデル。今後もマーケティングやセールスの強化で、事業を拡大。日本での社会人教育市場のリーディングカンパニーの地位確立を目指す。

2025年9月期の業績は売上高39億200万円(前年同期比37.2%増)、営業利益6億4,800万円(同18倍)を見込んでいる。(HS)

概要

●事業内容=個人・法人向けオンライン動画学習サービスの提供
●本社=東京都渋谷区鶯谷町2-7
●代表者=森健志郎代表取締役社長
●設立=2011年10月
●上場前資本金=1億円
●発行済み株式数=1,160万9,200株(上場時)
●筆頭株主=森健志郎(上場前24.65%)
●公募株式数=100万株
●売出株式数=442万3,600株(ほかにオーバーアロットメントで81万3,500株)
●仮条件=最速10月2日に決定
●ブックビル期間=最短10月3日から8日まで
●引受証券=野村(主幹事)、SMBC日興、SBI、楽天、松井、マネックス、岡三

業績推移(単独)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2023.9 2,007 ▼671
2024.9(予) 2,844 14 43.61
2025.9(予) 3,902 609 2.41
※単位100万円、1株利益は円、▼は損失

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