TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 942円高。半導体株高に加えて、新首相による解散総選挙による株高期待も
速報・市況2024年9月26日

☆[概況/前引け] 942円高。半導体株高に加えて、新首相による解散総選挙による株高期待も

前引けの日経平均は942円高の3万8,812円、TOPIXは51ポイント高の2,702ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,468、下落銘柄数は155。出来高は8億5,742万株、売買代金は2兆2,011億円。
米国でマイクロン・テクノロジーはAIチップで使用されるHBM(広帯域メモリー)が好調で、第1四半期(9~11月)の売上高見通しがアナリスト予想を上回り、時間外取引で大幅高となった。
これを受けて、東証では東京エレクトロンやディスコ、アドバンテストなどの半導体関連株が買われたが、日経平均が大幅高となったのは、衆議院の解散総選挙に対する株高期待も加わったことが要因。
自民党総裁選で上位を争うと見られている石破氏、高市氏、小泉氏がいずれも首相になった場合、早期の衆院解散・総選挙に進む考えを述べた。
解散・総選挙の場合、55年体制が認識されるようになった1960年代以降、解散前日から総選挙まで18回連続で株高となっていて、18回の平均上昇率は3.9%。

任天堂は、歴代製品を展示する「ニンテンドーミュージアム」(京都府宇治市)が10月2日にオープンするが、開館に先立つ25日に報道陣に公開されたことで上昇した。
任天堂のゲーム機向けにシステムLSIの供給を行っているメガチップス(6875)は1月に付けた年初来高値を更新した。
一方、レーザーテックはみずほ証券が投資判断を「中立」→「アンダーパフォーム」に下げたことで売られた。インテルの設備投資不振に伴う業績予想を下方修正を見込んでいる。

業種別上昇率上位はその他製品、金属、電機、機械、精密で、下落業種はなし。(W)

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