9月26日のNYダウは反発。
中国人民銀行が24日に金融緩和と不動産市場と株式市場の支援策を発表し、中国共産党は26日の中央政治局会議で財政政策の推進方針を示した。特別国債やインフラ投資のための地方債などを有効に使い、政府が投資のけん引役を果たすべきと強調し、社会安定のため、失業者や低所得者への対応を充実させなければならないと言及した。

中国が金融緩和に続いて、財政政策を示したため、NY証券取引所では中国経済の恩恵を受けやすいキャタピラーやダウケミカル、3M、化粧品のエスティ・ローダーなどが買われた。

中国の景気刺激策で銅相場が続伸となったため、鉱山会社のフリーポート・マクモランも高い。

ナスダックではマイクロン・テクノロジーが大幅高。

NYダウ工業平均は前日比260ドル(0.62％)高の42,175ドル。ナスダック総合指数は前日比108ポイント(0.60％)高の18,190。S＆P500指数は前日比23ポイント(0.40％)高の5,745。

NYダウ採用銘柄はダウケミカルやキャタピラー、3Mなどが買われ、ウォルマートやメルク、シェブロンなどが売られた。上昇は20銘柄、下落は10銘柄。