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速報・市況2024年9月30日

☆[概況/寄り付き] 反落。防衛関連も反落したが、銀行と防災省関連は高い

9時13分時点の日経平均は1,510円安の3万8,338円、TOPIXは76ポイント安の2,665ポイント。
石破総裁の誕生を受けて、金融所得課税の強化や法人税の引き上げが警戒され、週明けの日経平均は反落して始まった。
ただし、石破新総裁は今後の金融政策について「緩和基調を変えることはしない」「日銀が政府の子会社だとは思っていない。それぞれ適切な判断をしていく」、「『貯蓄から投資』(の政府方針)は推進しなければならない」と発言したため、「高市トレード」の反動の一巡後は、混乱収束へと向かう可能性もあると見られている。
石破新総裁の関連銘柄は地方創生と防衛と見られているが、今朝の相場は三菱重工も7日ぶりに反落して始まった。
東京エレクトロンなど半導体関連も売られ、指数寄与度の大きいファーストリテイリングも安い。
一方、日銀の利上げに反対していた高市氏が自民党総裁にならなかったため、日銀が利上げが実施しやすくなるという見方から銀行株は買われた。
円高でニトリも高い。
石破新総裁は防災省を新設する考えなので、消防車のモリタや消防ホースの帝国繊維(3302)や能美防災が高い。

業種別下落率上位は輸送用機器、不動産、精密、証券、電機で、上昇は銀行。(W)

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