12時37分時点の日経平均は1,889円安の3万7,939円、TOPIXは95ポイント安の2,645ポイント。
第一生命経済研究所では、石破自民党総裁となったことで、円高となったが、輸入物価に下押し圧力が加わることで、日銀は物価の基調を見極める際の「時間的余裕」が増すと指摘。
仮に、高市氏が自民党総裁に選出されていた場合、日銀に金融緩和を続けるよう圧力をかけることから、円安が急速加速し、輸入物価の上振れリスクが高まることで、寧ろ日銀は利上げに追い込まれる可能性が高まっていたのではないかと推測している。
こうした観点から、今回の自民党総裁選は、過度な円安が遠のくことで、低金利政策が長く続く結果をもたらしたと考察している。

ソフトバンクグループや東京建物、ホンダが売られた。
りそな(8308)やみずほが上げ幅をやや縮めた。

業種別下落率上位は輸送用機器、不動産、証券、電機、精密で、上昇は銀行。（W)