9時11分時点の日経平均は443円高の3万8,363円、TOPIXは25ポイント高の2,671ポイント。
パウエルFRB議長が「FRBは急激な利下げを急いでいない」と発言したため、ドル高円安となった。
日経平均は前日の急落の反動もあり、反発で始まった。
三菱重工や川崎重工などの防衛関連が買われ、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、ロームが高い。昨日急落した三越伊勢丹も反発。
アダストリア(2685)は上期減益決算だったが、株主優待制度で使用可能店舗を拡充したことや、石破新総裁が最低賃金1,500円への引き上げを目指していることも追い風になると期待された模様。
一方、住友林業はSMBC日興証券が投資評価を下げたため売られた。当面の成長見通しは織り込まれたと指摘している。

業種別上昇率上位は海運、証券、輸送用機器、石油、非鉄で、下落は紙パルプ、繊維、水産農林、空運。（W)