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速報・市況2024年10月3日

☆[概況/寄り付き] 1ドル=146円台の円安を受けて大幅反発

9時10分時点の日経平均は939円高の3万8,748円、TOPIXは51ポイント高の2,701ポイント。
石破首相が現在は追加の利上げをするような環境にはないと発言し、植田日銀総裁も、利上げが可能かどうか見極めるための時間的余裕はあるとの認識を示した。
日銀の利上げ期待が後退したことや、米国で8月ADP雇用統計が市場予想を上回ったため、ドルが買われ、1ドル=146円台の円安となったため、日経平均は大幅反発。
三菱重工や東京エレクトロンが買われ、TDK(6762)は東北大などと組み電力消費を抑えられる人工知能(AI)半導体を2027年までに開発すると発表したで関心を集めた。
ファーストリテイリングは9月の国内既存店売上高(電子商取引含む)が前年同月比22.1%増だったことが好感され、霞ヶ関キャピタル(3498)は好決算で買われた。
円安を受けて、SUBARUも高い。
一方、兼松は金融機関による株式売出で下落した。
円安がデメリットとなるニトリは3日続落。

業種別上昇率上位は不動産、保険、海運、非鉄、輸送用機器で、下落は空運。(W)

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