TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 経済対策策定指示で買われたが、中東警戒で伸び悩み
速報・市況2024年10月4日

☆[概況/大引け] 経済対策策定指示で買われたが、中東警戒で伸び悩み

大引けの日経平均は83円高の3万8,635円、TOPIXは10ポイント高の2,694ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,150、下落銘柄数は449。出来高は18億1,827万株、売買代金は3兆8,802億円。
石破首相が経済対策の策定を指示したことが好感されたが中東情勢が警戒されているため伸び悩んだ。地方創生の見地から地銀株が堅調だった。データセンター建設による電力需要増への期待で北海道電力など電力株も買われた。
セブン銀行(8410)はセブン&アイが保有株の一部売却検討と報じられ、入札の思惑で上昇した。
イスラエルによるイランの石油施設への攻撃予想で石油関連も高い。
クスリのアオキは自社株買いの発表で買われ、1月に付けた年初来高値を更新した。
三陽商会も自社株買いの発表で大幅高。
反面、米国東海岸の港湾ストが終了したため、海運市況の上昇期待が後退し、海運株は大幅安となった。

業種別上昇率上位は鉱業、石油、電力ガス、銀行、紙パルプで、下落は海運、輸送用機器、電機。(W)

関連記事