TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] 一時3万9000円割れとなったが、大台では下値抵抗
速報・市況2024年10月8日

☆[概況/10時] 一時3万9000円割れとなったが、大台では下値抵抗

10時0分時点の日経平均は276円安の3万9,055円、TOPIXは28ポイント安の2,710ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は303、下落銘柄数は1,305。出来高は5億4,801万株、売買代金は1兆1,836億円。
日経平均は一時393円安の3万8,939円となったが、3万9,000円割れは数分にとどまった。
ソフトバンクグループやキーエンス、霞ヶ関キャピタル、メルカリが売られ、中古車販売のネクステージは業績予想の下方修正で大幅安。
三菱商事や三井物産も利益確保の売りに押された。
一方、アドバンテストとフジクラは買われた。米国で人工知能(AI)サーバーを手がけるスーパー・マイクロ・コンピューターが四半期当たりのグラフィックプロセッサー(GPU)の出荷台数が現在10万台超に上ると発表し、大幅高となったため、GPU向け試験装置のアドバンテストとデータセンター向け光部品のフジクラは事業環境の好調さが期待された。
東北電力(9506)は、女川原発2号機(宮城県)の再稼働について、29日に原子炉を起動する方針を原子力規制庁に伝えたことで買われた。

業種別下落率上位は証券、保険、銀行、卸売、輸送用機器で、上昇は石油、鉱業、電力ガス、非鉄、不動産。(W)

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