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速報・市況2024年10月9日

☆[概況/後場寄り] 半導体株は3月頃にピークアウトした銘柄が多く、信用期日が明けてきた

12時43分時点の日経平均は278円高の3万9,211円、TOPIXは1ポイント高の2,701ポイント。
8日の米国でエヌビディアが買われたのは、台湾の電子製品受託生産大手の鴻海精密工業が、エヌビディアのAI(人工知能)向けGPU「ブラックウェル」の非常に強い需要に応えるため、世界最大規模のGB200チップ製造施設を建設していると報じられたことが作用した。

エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は10月2日に「ブラックウェルの需要は常軌を逸している(insane)」と発言したが、鴻海精密の劉揚偉会長は8日に「ブラックウェルの需要はクレイジーだ」と語った。

大和証券では半導体株は3月頃にピークアウトした銘柄が多く、信用期日が明けてきたと述べている。

後場はレーザーテックが上げ幅を拡大。
さくらインターネットが高い。
会計ソフトのピー・シー・エー(9629)が買われた。
一方、三井物産など商社株が値下がりとなっている。

業種別上昇率上位は小売、精密、サービス、情報通信、医薬品で、下落率上位は鉱業、保険、電力ガス、卸売、鉄鋼。(W)

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