TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 伸び悩み。ソフトバンクGは堅調でライオンが高い
速報・市況2024年10月10日

☆[概況/大引け] 伸び悩み。ソフトバンクGは堅調でライオンが高い

大引けの日経平均は102円高の3万9,380円、TOPIXは5ポイント高の2,712ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は647、下落銘柄数は939。出来高は15億675万株、売買代金は3兆5,288億円。
NYダウ最高値と円安を受けて日経平均は高寄りしたが、ファーストリテイリングとセブン&アイの決算発表を控え、伸び悩んだ。
ノーベル賞は物理学賞に続き、化学賞もAIに関連する研究だったため、AI関連のソフトバンクグループは堅調だった。
ライオン(4912)はジャパン・アクティベーション・キャピタルが投資したことで大幅高となった。
ジャパン・アクティベーション・キャピタルは、短期での利益確保をめざすアクティビスト(物言う株主)とは一線を画し、少数株主として再び成長軌道に乗せるための戦略を提案する。ライオンの経営陣と協調しながら、海外での提携先との戦略練り直しや、国内ブランドの選択と集中などを提案していく考えと報じられた。
ボーイングは労組との交渉が決裂したため、ストライキが長期化すると警戒され、航空機を分担生産している川崎重工は下落した。
イオンは減益決算で大幅安となり、サイゼリヤはアジアで積極的に出店を拡大するが、費用先行となるため、今期の利益予想がアナリスト予想を下回り、売られた。

業種別上昇率上位はゴム、保険、銀行、医薬品、輸送用機器で、下落率上位は小売、サービス、繊維、その他製品、石油。(W)

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