TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] 日経平均は大幅安だが、内需が買われ、プライム市場では上昇銘柄数の方が多い
速報・市況2024年10月16日

☆[概況/10時] 日経平均は大幅安だが、内需が買われ、プライム市場では上昇銘柄数の方が多い

10時0分時点の日経平均は631円安の3万9,272円、TOPIXは16ポイント安の2,706ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は838、下落銘柄数は743。出来高は5億5,316万株、売買代金は1兆2,847億円。
日経平均は一時847円安の3万9,062円となった。大台は割り込まずにやや下げ幅が緩和。
半導体関連が売られ、日経平均は大幅安だが、建設や不動産など内需株は買われ、プライム市場全体では上昇銘柄数の方が多い。

オランダの半導体製造装置メーカーのASMLの受注がアナリスト予想の半分程度だったが、AI関連は好調なものの他の分野での回復に時間が掛かっているという。
レーザーテックと東京エレクトロンも同様な状況だろうという見方から大幅安となっている。
それに対して、アドバンテストは下げが比較的小さい。生成AIに必要なGPU(画像処理半導体)は1つ数百万円する高価な半導体であるため、歩留まりを上げるために検査装置の重要性が高まっていることが支えとなっている。
データセンター関連のフジクラも下げ幅を縮めた。
パルグループ(2726)は300円ショップの「3COINS」の店舗大型化や300円超の高付加価値品の販売も好調で業績予想を上方修正したため、急騰した。

業種別下落率上位は電機、精密、機械、ガラス土石、化学で、上昇率上位は保険、建設、不動産、電力ガス、空運。(W)

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