前引けの日経平均は147円高の3万9,058円、TOPIXは8ポイント高の2,696ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は882、下落銘柄数は683。出来高は7億1,558万株、売買代金は1兆8,411億円。
日経平均は3万9,000円割れの場面もあったが、反発した。
ディスコが好決算で買われ、米国の経済指標が強く利上げペースの鈍化観測から銀行株が堅調。
Sansan(4443)は野村証券が投資判断を「Neutral」→「Buy」に引き上げた。値上げや文字読取技術の精度の向上による自動化の範囲拡大により粗利率の改善が進んでいると指摘した。
一方、霞ヶ関キャピタルはユーロ円転換社債型新株予約権付社債の発行を発表し、潜在株式の増加から大幅安。
昨日買われた東電などの電力株が反落した。

業種別上昇率上位は銀行、機械、精密、医薬品、その他製品で、下落率上位は電力ガス、石油、ゴム、鉄鋼、陸運。（W）