TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] ディスコ以外の半導体関連はさえず。銀行と防衛関連、データセンター関連は高い
速報・市況2024年10月18日

☆[概況/大引け] ディスコ以外の半導体関連はさえず。銀行と防衛関連、データセンター関連は高い

大引けの日経平均は70円高の3万8,981円、TOPIXは1ポイント高の2,688ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は758、下落銘柄数は799。出来高は14億3,152万株、売買代金は3兆6,276億円。
日経平均は高寄りとなったが、自民党が単独過半数を割り込む可能性と報じられ、伸び悩んだ。
ディスコは上期好決算で買われたが、台湾のTSMCの設備投資が対前年との比較では伸び率が大きくなかったため、他の半導体関連はさえなかった。
TSMCの2024年の設備投資は300億ドルを若干上回る見込み。従来予想は300億ドル~320億ドルだった。2023年は304億5,000万ドル。
一方、銀行株と防衛関連、フジクラやさくらインターネットなどのデータセンター関連は買われた。
Sansan(4443)は野村証券がレーティングを「Buy」に引き上げた。ソフトウェア企業が高い利益成長や収益性を発揮するための条件は、第1に競争優位性の発揮、第2に規模の大きい企業の獲得/深耕が重要、と考えている。Sansanは両条件を満たし、中長期で高い利益成長が可能なポジショニングにあると評価した。Sansan事業で強固な収益源を築いており、そこから得られる利益をBillOne事業を始め新規事業へ投資が可能で、従業員の採用などを通じて販売力を強化できる競争優位性を持つ。第2に、提供する営業/請求書関連業務の支援サービスは既存事業者が他におらず、販売力の発揮により中堅・大企業を顧客として獲得できるだろうと紹介した。
霞ヶ関キャピタルはユーロ円転換社債型新株予約権付社債の発行を発表し、潜在株式数の増加で下落した。
電力株は反落した。

業種別上昇率上位は医薬品、機械、銀行、精密、海運で、下落率上位は石油、電力ガス、ゴム、陸運、不動産。(W)

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