9時7分時点の日経平均は136円高の3万8,116円、TOPIXは11ポイント高の2,628ポイント。
与党大敗となったが、国民民主党は自公の連立政権への参加はないと明言し、立憲民主党との連携にも慎重姿勢を示した。
日本維新の会も自公連立への参加と立憲民主党と連立を否定した。
株式市場では、事前に与党の過半数割れに対する織り込みが進んでいたことや、立憲民主党を軸とした政権交代も難しいのではないかという見方から、今朝の日経平均は寄り付きが安値(155円安の3万7,757円)で、寄り後は下げ幅を縮め、すぐに反発に転じた。
半導体関連に買いが入り、東京地下鉄が反発。
中外製薬(4519)は業績上方修正が好感された。
石破首相が責任をとって辞任した場合、高市氏が首相になると日銀の金融正常化が難しくなるという見方からメガバンクは売られている。
ニデックが反落し、日立建機は上期営業減益で下落した。
業種別上昇率上位は海運、倉庫運輸、医薬品、卸売、紙パルプで、下落は石油、鉱業、化学、精密。(W)