2時7分時点の日経平均は795円高の3万8,707円、TOPIXは44ポイント高の2,662ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,530、下落銘柄数は97。出来高は13億150万株、売買代金は2兆7,972億円。
自民党幹部が、裏金問題を受けて非公認となったものの当選を果たした議員について、追加公認を行わない考えを示した。
自民党内で石破降ろしの動きが出てくる可能性があるが、公明党との関係が不安視される高市氏がすぐに動く可能性は低いという見方がある。
そして、来年7月に参議院選挙を控えているため、国民民主党と日本維新の会は今回の自民党批判による成功体験から、連立入りを選択する可能性は低い。
また、首班指名選挙では、自党の代表に投票することで、結果的に石破氏の再選をサポートすることになりそう。
加えて、自公が過半数割れとなったため、来年7月の参院選を控え、政策は一段と財政拡張路線になる可能性がある。
こうした見方から、後場の日経平均は上げ幅を拡大した。

塩野義製薬(4507)は通期予想の上方修正で一時上げ幅を拡大したが伸び悩んだ。

業種別上昇率上位は輸送用機器、医薬品、海運、証券、電機で、下落は鉱業。（W）