10月28日のNYダウは6日ぶりに反発。ナスダックは3日続伸。
イスラエルが26日に行ったイランへの反撃は、米政府が当初懸念したよりも限定され、対象は軍事目標にとどまった。
イスラエルは、イランの重要な防空システムやミサイル生産施設を破壊したが、イランの核開発施設やエネルギー関連インフラには攻撃しなかった。
全面戦争への発展を防ごうとバイデン政権が必死にイスラエルへ影響力を行使していたことが、米政府高官や元高官らの話で明らかになった。
中東情勢に対する警戒感が緩和し、リバウンド狙いの買いが入った。
ナスダックは3日続伸。
テスラは反落したが、AMDやトランプメディアが買われた。
NYダウ工業平均は前日比273ドル(0.65%)高の42,387ドル。ナスダック総合指数は前日比48ポイント(0.26%)高の18,567。S&P500指数は前日比15ポイント(0.27%)高の5,823。
NYダウ採用銘柄は3M、ゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスなどが買われ、ボーイングやハネウェル、シスコシステムズなどが売られた。上昇は23銘柄、下落は7銘柄。