前引けの日経平均は884円安の3万8,196円、TOPIXは38ポイント安の2,656ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は250、下落銘柄数は1,362。出来高は9億9,070万株、売買代金は2兆2,490億円。
日経平均は下げ幅を拡大。日本の3連休や11月5日の米国大統領選挙を控え、買いが入りにくく、下落した。
米国大統領選挙の前に、イランがイスラエルを攻撃する準備をしていると報じられたことも気掛かり要因。
レーザーテックは第1四半期がアナリスト予想を大幅に下回ったことに加え、四半期ごとの受注金額の開示を取り止めたことで大幅安となった。
英アームがバーンスタインから投資判断を引き下げられたことで、親会社のソフトバンクグループも安い。
エンプラスは第2四半期の営業利益が、第1四半期比55%減でストップ安となった。光通信関連はAI用途で高いシェアを維持しているが、顧客の次世代品への移行を踏まえた在庫調整により第1四半期では減収となった。
一方、三菱電機(6503)とパナソニックは第2四半期が好調で大幅高となった。
リースファンド事業のFPGは好決算と増配、自社株買いの発表で急騰した。
M&Aキャピタルは2024年9月期決算が減益だったが、第4四半期の成約件数が過去最高を記録したことで買われた。
業種別下落率上位は非鉄、化学、空運、電機、輸送用機器で、上昇は銀行。(W)