12時41分時点の日経平均は113円高の3万9,494円、TOPIXは1ポイント高の2,744ポイント。
資産運用会社のピクテは、トランプ次期大統領は、改めて国境管理を厳格化する見込みなので、米国の人手不足が助長され、労働需給の逼迫により、低失業率と高賃金上昇率が構造化すると予想。
バイデン政権下で消費者物価上昇率が最も高かったのは、2022年6月の前年同月比9.1%だった。新型コロナ禍から世界経済が正常化する過程で、国際的なサプライチェーンにボトルネックが生じていた上、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻がエネルギー、食品の価格を押し上げ、物価に大きく影響した。
その結果、インフレでバイデン政権の支持率は急落した。
トランプ次期大統領は関税引き上げ、移民抑制がインフレを加速させる可能性があるが、2026年11月に中間選挙があるため、インフレを放置できず、FRB頼みになると指摘した。
米国関連のリクルートが買われた。
ポイントサイト「モッピー」のセレス(3696)は第3四半期累計決算が好決算で上昇した。
ユナイテッドアローズは上期好決算で年初来高値を更新した。
一方、トランプ氏は大統領選挙中に、メキシコからの輸入車に200%の関税を課すと主張していたので、自動車株は安い。
業種別上昇率上位はサービス、情報通信、精密、小売、証券で、下落率上位は紙パルプ、輸送用機器、鉱業、ゴム、ガラス土石。(W)