12時39分時点の日経平均は23円高の3万9,559円、TOPIXは18ポイント高の2,757ポイント。
米国で大統領、上院、下院ともに共和党が占めるトリプルレッドとなったため、減税や規制緩和などの政策の実現可能性が高まると期待された。
一方、トランプ次期大統領は国務長官に共和党のマルコ・ルビオ上院議員(53)を起用する見通しと報じられた。ルビオ氏は米国と地政学的に敵対関係にある中国やイラン、キューバなどに対し強硬な外交論を唱えてきた。4月に議会が可決した950億ドルの対ウクライナ軍事支援の法案に反対票を投じた共和党議員15人の一人。
最終候補の中から最も強硬派を選んだ格好となったことが警戒され、後場の日経平均は上げ幅を縮めた。
ソフトバンクグループやトレンドマイクロが売られ、大阪ソーダ(4046)が年初来安値を更新した。
業種別上昇率上位は輸送用機器、ゴム、銀行、サービス、証券で、下落は電機、繊維、紙パルプ。(W)