9時13分時点の日経平均は54円安の3万9,315円、TOPIXは2ポイント安の2,739ポイント。
トランプ次期政権による関税引き上げへの警戒心から12日に欧州株が売られ、米国株も反落した。
それに対して、日経平均は106円安を安値に下げ渋りを見せている。ソフトバンクグループと東京エレクトロンの上昇が日経平均の下げを緩和した。
ソフトバンクグループは四半期の純利益が2年ぶりに1兆円を超えたことで買われ、東京エレクトロンは自社株買いの発表が好感された。
一方、ホンダ(7267)は、米道路交通安全局が、部品が破損しエンジンが停止する可能性があるとして、ホンダが米国で販売した5車種計約140万台について予備調査を始めたと発表したため売られた。
日産は一服となり、ルネサスエレクトロニクスは反落。
ネクソンは7~9月期の営業利益がアナリスト予想を大きく下回ったため下落した。
業種別下落率上位は医薬品、その他製品、ノンバンク、精密、非鉄で、上昇率上位は石油、倉庫運輸、証券、銀行、水産農林。(W)