10時10分時点の日経平均は289円高の3万9,011円、TOPIXは23ポイント高の2,732ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,029、下落銘柄数は550。出来高は6億8,620万株、売買代金は1兆3,214億円。
1ドル=155円台後半の円安を受けて、日経平均は3万9,000円を回復した。
ソニーフィナンシャル・グループでは、米国で共和党の「トリプルレッド」により財政支出拡大懸念が高まり、タームプレミアムが上昇した可能性があるとドル高の背景を解説している。
タームプレミアムは、期間が長めの債券を保有する場合、価格変動リスクや流動性リスクが高まる分だけ、投資家が求める上乗せ金利のこと。
円安を受けてトヨタが買われ、パナソニックも高い。
トランプ政権の保護主義で貿易量が減ると警戒されているが、伊藤忠や三井物産など商社株に買いが入った。
すかいらーく(3197)は第3四半期累計決算が大幅増益だったが、通期予想を据え置いたことで売られた。
業種別上昇率上位は卸売、輸送用機器、非鉄、倉庫運輸、銀行で、下落率上位は電力ガス、石油、金属、小売、水産農林。(W)