あの冒険が最新ゲーム機でよみがえる
本日11月14日(執筆時点)はドット絵と3DCGを融合させた新たな映像表現HD-2Dによって生まれ変わったリメイク作品「ドラゴンクエストIII そして伝説へ」(スクウェア・エニックス・HD、9684・P)の発売日です。SNS(交流サイト)上には数日前からドラクエ(DQ)をプレイするために会社や学校を休むことを意味する「ドラクエ休み宣言」が溢れ、正午現在、既に「クリアした」という猛者も現れています。
36年前、初めてプレイしたRPG(ロールプレイングゲーム)がDQIIIで、その壮大な世界観やストーリーに即刻虜(とりこ)となり、母が決めた限られたプレイ時間を、弟と競いながら夢中でプレイしたことを今でもハッキリと覚えています。
リメイク版として既に1996年にスーパーファミコン版、2000年にゲームボーイカラー版と発売され、その他携帯アプリ版や、ダウンロード版が配信されるなどDQシリーズ内でも屈指の人気を誇るDQIII。オリジナルの発売日には平日にもかかわらず1万人を超える長蛇の列ができるなど社会現象を起こしました。
今回、新コンテンツ「モンスター・バトルロード」や、新職業「まもの使い」、一部職業の戦闘中に使える特技など、新たに追加された機能はもちろん、原作への敬意を感じる内容に、SNS上では感情ポジティブ63%と好意的な意見が多く見られています。
原作プレイヤーだけでなく、新たなプレイヤーにも満足してもらえる作品となっているとするリメイク版「ドラゴンクエストIII そして伝説へ」。国内の売り上げはもとより、海外での評価が高いHD-2Dの表現を用いたことにより、今回のDQIIIを皮切りにDQシリーズを海外市場に広げることができるのか。原作ヘビープレイヤーとしては、12月13日まで配信、動画、画像の投稿が禁止されている「ゾーマ城での最終決戦後」の内容とともに注目しています。
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。