TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] ASMLの長期見通しで半導体関連が高い。ギフティは初配当でストップ高。アサヒは来期予想で下落
速報・市況2024年11月15日

☆[概況/10時] ASMLの長期見通しで半導体関連が高い。ギフティは初配当でストップ高。アサヒは来期予想で下落

10時11分時点の日経平均は313円高の3万8,849円、TOPIXは17ポイント高の2,718ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は931、下落銘柄数は648。出来高は7億5,955万株、売買代金は1兆4,998億円。
日経平均は一時565円高の3万9,101円となった。
オランダの半導体製造装置メーカーのASMLは10月15日に発表した第3四半期決算で、受注額がアナリスト予想を大きく下回り、2025年の業績予想を下方修正したことで大きく売られ、日本の半導体製造装置メーカーの株価にも悪影響を与えた。
しかし、11月14日の発表した資料では、人工知能(AI)関連の半導体需要急増を見越し、以前と同じく2030年の売上高を440億~600億ユーロ(約7兆2,400億~9兆8,700億円)を見込んでいる。
AI関連の半導体需要への期待が繋がれ、15日の東証ではディスコやレーザーテック、東京エレクトロンが反発した。
みずほやかんぽ生命は自社株買いの発表効果で買われた。
1ドル=156円台の円安でトヨタも高い。
日産はエフィッシモキャピタルに加えて、オアシスマネジメントも買っていたことが報じられ、経営改革への圧力が高まることが期待された。
電子チケット・eギフトのギフティ(4449)は初配当を発表しストップ高。
一方、アサヒグループは豪州の回復は来下期頃にずれ込み、来期も一桁台後半成長の目標達成にはハードルが高いとの見解を示したことで売られた。

業種別上昇率上位は輸送用機器、電力ガス、保険、海運、鉱業で、下落はサービス、ノンバンク、証券、食品、不動産。(W)

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