10時0分時点の日経平均は12円高の3万8,425円、TOPIXは5ポイント高の2,715ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は954、下落銘柄数は623。出来高は5億4,306万株、売買代金は1兆1,396億円。
ロシアは核兵器の使用基準を緩和したのは、ブラフ(脅し)とみるのが自然という見方から、日経平均は前日終値を下回る場面では買いが入っている様子。
セブン&アイはカナダのコンビニ大手から7兆円規模の買収提案を受けた、創業家がメガバンク3行や米国の大手金融機関などから8兆円を超える資金を調達した上で、TOB(公開買い付け)を実施し、今年度中に手続きを完了させる案で調整を進めていると報じられたため大幅高。
東京ガス(9531)は、米エリオットが5%超保有で、不動産縮小を求めると報じられたことで上昇した。
ソニーグループはKADOKAWAの買収に向けて協議を始めたことで共に上昇しているが、バンダイナムコはKADOKAWA子会社への関与低下の可能性で売られている。
業種別上昇率上位は小売、電力ガス、繊維、サービス、食品で、下落率上位は保険、海運、銀行、陸運、ノンバンク。(W)