10時10分時点の日経平均は310円高の3万8,336円、TOPIXは17ポイント高の2,700ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,097、下落銘柄数は465。出来高は5億3,091万株、売買代金は1兆687億円。
石破首相から経済対策の事業規模が39兆円程度で、その裏付けとなる補正予算の一般会計追加額は13.9兆円と昨年を上回ると表明されたため、日経平均は上げ幅を拡大。
NTTデータやKDDIなど通信関連が買われた。
野村証券ではKDDI(9433)は来期の業績見通しと、自社株買いは今期と同じ4,000億円を見込み、通信関連の中で特に注目している。
本日の株価は反応薄だが、野村証券がもう1つ通信関連で注目しているのはLINEヤフー(4689)で、来期以降も年間1,500億円の自社株買いを想定していることが理由。
ホンダは「全固体電池」を2025年1月から実証生産すると発表したことで買われた。
デンターセンター関連の日東紡が4日ぶりに反発。
横河電機はトランプ政権で石油やLNGの生産拡大が進むという見方から、プラント制御装置の需要増が期待された。
DeNAは5日ぶりに反落した。
トランプ政権の対中関税への不安で、ニデックとユニオンツールが売られた。
業種別上昇率上位は石油、サービス、ガラス土石、繊維、化学で、下落は電力ガス、その他製品。(W)