TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] 経済対策の事業規模と裏付けとなる補正予算追加額が表明され日経平均は上げ幅を拡大
速報・市況2024年11月22日

☆[概況/10時] 経済対策の事業規模と裏付けとなる補正予算追加額が表明され日経平均は上げ幅を拡大

10時10分時点の日経平均は310円高の3万8,336円、TOPIXは17ポイント高の2,700ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,097、下落銘柄数は465。出来高は5億3,091万株、売買代金は1兆687億円。
石破首相から経済対策の事業規模が39兆円程度で、その裏付けとなる補正予算の一般会計追加額は13.9兆円と昨年を上回ると表明されたため、日経平均は上げ幅を拡大。

NTTデータやKDDIなど通信関連が買われた。
野村証券ではKDDI(9433)は来期の業績見通しと、自社株買いは今期と同じ4,000億円を見込み、通信関連の中で特に注目している。
本日の株価は反応薄だが、野村証券がもう1つ通信関連で注目しているのはLINEヤフー(4689)で、来期以降も年間1,500億円の自社株買いを想定していることが理由。

ホンダは「全固体電池」を2025年1月から実証生産すると発表したことで買われた。
デンターセンター関連の日東紡が4日ぶりに反発。
横河電機はトランプ政権で石油やLNGの生産拡大が進むという見方から、プラント制御装置の需要増が期待された。
DeNAは5日ぶりに反落した。
トランプ政権の対中関税への不安で、ニデックとユニオンツールが売られた。

業種別上昇率上位は石油、サービス、ガラス土石、繊維、化学で、下落は電力ガス、その他製品。(W)

関連記事