前引けの日経平均は389円高の3万8,415円、TOPIXは21ポイント高の2,704ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,273、下落銘柄数は320。出来高は8億1,346万株、売買代金は1兆8,109億円。
エヌビディアは決算発表後の時間外取引で下落したが、21日のナスダック市場では下落を免れたため、22日の東証ではディスコやアドバンテスト、東京エレクトロンに買いが入った。
データセンター関連のさくらインターネットが大幅高となり、日東紡も高い。
韓国のSKハイニックスは、世界初となる321層のNAND型フラッシュメモリの量産を開始したと発表した。
これまでは238層。
AIデータセンターの市場拡大に貢献すると期待されたことも半導体関連への買いを後押しした。
なお、栗田工業(6370)はSKハイニックスの工場に超純水を供給しているため恩恵を受けるポジションだが小幅に上げにとどまっている。
三井化学は希少資源のリンを国内で循環利用する研究開発が、NEDOが公募する先導研究プログラムに採択されたことで買われた。
反面、IHIは売られ、ニデックやサンケン電気が安い。
業種別上昇率上位は石油、繊維、サービス、非鉄、卸売で、下落は医薬品、電力ガス、海運。(W)