11月25日のNYダウは4日続伸、ナスダックは3日続伸。
トランプ次期大統領が財務長官に、ヘッジファンドのキー・スクエア・グループのCEOのスコット・ベッセント氏を指名した。
ベッセント氏は関税について、段階的に課していくべきだと発言していたため、トランプ次期政権の貿易・経済政策を穏やかな方向に導くと期待され、長期金利が大幅に低下し、株式に買いが入った。
11月8日にダウケミカルに代わり、NYダウに採用されたシャーウィン・ウィリアムズはペンキ会社で、買いが入った。
エヌビディアは下落。ソフトバンクと進めるAI-RANプロジェクトはAIと無線アクセスネットワークを融合させるものだが、両社が予想する投資収益率を達成できない可能性があるとブルームバーグは報じた。
NYダウ工業平均は前日比440ドル(0.99%)高の44,736ドル。ナスダック総合指数は前日比51ポイント(0.27%)高の19,054。S&P500指数は前日比18ポイント(0.30%)高の5,987。
NYダウ採用銘柄はシャーウィン・ウィリアムズ、ボーイング、ユナイテッドヘルスなどが買われ、エヌビディアやシェブロン、ウォルマートなどは売られた。上昇は24銘柄、下落は6銘柄。