10時1分時点の日経平均は62円安の3万8,074円、TOPIXは5ポイント高の2,670ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は969、下落銘柄数は605。出来高は5億3,016万株、売買代金は1兆1,171億円。
日経平均は取引開始直後に付けた333円安の3万7,801円を安値に下げ幅を縮めた。
トランプ次期米大統領が27日、メキシコのシェインバウム大統領と「素晴らしい」対話を行い、シェインバウム氏がメキシコからアメリカへの移民を止めることに同意したと、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
米国への違法薬物の流入を止めるために何ができるかについても話したとし、「非常に生産的な会話」だったとコメントした。
メキシコペソが上昇し、円相場も円安に戻し、TOPIXは小幅高に浮上した。
レーザーテックやアドバンテストは売られ、リクルートも安く、京成電鉄は反落。
リコーは野村証券によるレーティングの引き下げが作用した。
反面、太陽生命と大同生命を傘下に持つT&D(8795)は、説明会で森山社長が株主還元の積極化を表明したことで大幅高となった。PBR改善のため、自己株取得の積み増しを検討する。
古河電工とセブン&アイが買われ、自動車株が小反発。
業種別上昇率上位は鉱業、紙パルプ、鉄鋼、水産農林、その他製品で、下落率上位はサービス、精密、機械、非鉄、不動産。(W)