12時42分時点の日経平均は158円安の3万8,191円、TOPIXは6ポイント安の2,680ポイント。
後場の日経平均は前引けに比べて下げ幅を縮めたが、すぐに押し戻された。
日産は、ムーディーズ・ジャパンが28日、格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたことで売られた。自動車事業のフリーキャッシュフローと利益率が特に米国でここ数四半期に悪化していることを反映した。
ユニチカ(3103)が大幅安。前日は繊維事業から撤回で収益改善が期待されたが、金融支援の要請や取締役全員の引責辞任、減資で経営再建の厳しさに目が向けられた。
一方、楽天銀行が買われ、第一生命が上昇。
業種別下落率上位は輸送用機器、機械、精密、電機、卸売で、上昇率上位は保険、電力ガス、繊維、空運、銀行。(W)