12時39分時点の日経平均は757円高の3万9,273円、TOPIXは40ポイント高の2,755ポイント。
後場の日経平均は上げ幅を拡大した。
バイデン米政権は2日、中国に対する先端半導体の輸出規制を強化すると発表した。人工知能(AI)に必要な製造装置や高性能メモリーなどの輸出を新たに制限し、事実上の禁輸リストに中国の半導体関連企業140社を追加した他、先端品の輸出規制の対象を韓国や台湾、マレーシアなどに広げた。
一方で既に独自の対中輸出規制を実施している日本やオランダなど約30カ国は新たな規制の対象外とした。
なお、中国のDRAMメーカーの長キン存儲技術(CXMT)はリストに追加されなかった。
KOKUSAI ELECTRIC(6525)は取引先にCXMTがあるため、安心感から買われた。
サンリオは株式売出に金融機関だけでなく、社長が入っていたため下落したが、その下げ幅を取り戻した。
マネックスは子会社の暗号資産(仮想通貨)交換所のコインチェックが12月11日に米ナスダック市場に上場する見込みで買われている。

業種別上昇率上位は海運、非鉄、卸売、電機、精密で、下落は電力ガス、空運。（W）