12時42分時点の日経平均は212円高の3万9,487円、TOPIXは4ポイント高の2,745ポイント。
12月2日に厚生労働省が年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の来年度からの運用計画において、実質的な運用利回りの目標を現状の1.7%から0.2ポイント高い1.9%とする案を示した。
大和証券では7.6兆円以上の日本株買いが期待できると推測。
一方、SMBC日興証券では日本株の割合の引上げに繋がるかは不透明と解説。
GPIFの2001年以降の実質運用利回りの実績値は2.7%だが、バックテストの結果、現行の基本ポートフォリオである国内債券:外国債券:国内株式:外国株式=25%:25%:25%:25%を当初から適用した場合は2.9%となり、実績値より、0.2ポイント改善する結果となったと引用した。
2025年度以降、実質的な運用利回りの目標を現状の1.7%から0.2ポイント高い1.9%に変更される可能性は相当程度高いと考えられるが、1.9%という水準に関しては、バックテストの結果、現行の基本ポートフォリオでも十分達成可能な水準であると言えるため、日本株の割合の引上げに繋がるかは不透明と言えそうだと述べている。
ビットコインが初の10万ドル到達で、暗号資産関連のセレス(3696)が上げ幅を拡大。
デジタルアーツが年初来高値。
KeePer技研は11月既存店売上高が前年同月比9.3%増だったことで買われている。
一方、ワタミが続落。
業種別上昇率上位は非鉄、サービス、証券、精密、不動産で、下落率上位は海運、電力ガス、卸売、医薬品、石油。(W)