12月13日のNYダウは7日続落、ナスダックは小反発。
NYダウは12月4日に終値で初の4万5,000ドル超えとなり最高値を更新したが、その後は下落が続き、7日間で1,185ドル下がった。
ウーバー・テクノロジーズやサービスナウが売られた。
高級家庭用家具のアール・エッチは大幅高。
ナスダックは小反発。
ブロードコムが大幅高。12日の決算発表後の電話会見で、AI製品の売上高が11月~1月(第1四半期)に65%増加し、同社の半導体製品全体の伸び率(約10%)をはるかに上回る見通しを示した。
ブロードコムの台頭を受けて、エヌビディアは下落した。
トランプ次期政権の移行チームが大手EVメーカーのテスラが反対している「自動運転などでの事故の報告義務」について撤廃を提言した。これを受けてテスラは上昇。
道路交通安全局は自動運転システムなどを搭載した車両の安全性の調査のため、事故の報告を義務付けているが、トランプ次期政権の移行チームは過剰なデータ収集だとして撤廃するよう提言した。
ロイターの分析では、死亡事故45件のうち40件はテスラの車両とのこと。
NYダウ工業平均は前日比86ドル(0.20%)安の43,828ドル。ナスダック総合指数は前日比23ポイント(0.12%)高の19,926。S&P500指数は前日比0.1ポイント(0.00%)安の6,051。
NYダウ採用銘柄はエヌビディア、ディズニー、アムジェンなどが売られ、ボーイングやトラベラーズ、ユナイテッドヘルスなどが買われた。上昇は13銘柄、下落は17銘柄。