2時4分時点の日経平均は219円安の3万8,863円、TOPIXは1ポイント安の2,718ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は801、下落銘柄数は788。出来高は17億1,164万株、売買代金は3兆257億円。
後場の日経平均は、前引けの水準が下値抵抗線となり、下げ幅を縮めた。
トランプ大統領の就任式は1月20日で、即座に関税を引き上げると見られているため、日銀は影響を確認したいという見地から1月23日~24日に開催する金融政策決定会合では、利上げを見送るのではないかという見方がある。
一方、その次は3月18日~19日なので、それまで日銀が利上げを実施しないとなると円安が進み、輸入インフレが強まることから、日銀は1月会合で利上げを実施するのではないかという指摘も聞かれた。
みずほや三井住友は日銀による1月利上げ観測で、上げ幅を拡大した。
反面、三菱地所や住友不動産などは売られている。
ボーイングがエバレット工場で生産再開と報じられ、IHI(7013)や川崎重工に買いが入った。
業種別下落率上位は電力ガス、不動産、サービス、非鉄、石油で、上昇率上位は銀行、海運、倉庫運輸、その他製品、保険。(W)