12時45分時点の日経平均は341円高の3万9,043円、TOPIXは19ポイント高の2,720ポイント。
後場寄りの日経平均は前引けに比べて上げ幅を広げたが、すぐに前引け水準に戻した。
年末に向けた「掉尾の一振」を期待する見方がある。
ただし、直近10年の大納会前5営業日の日経平均パフォーマンスは3勝7敗で特段の傾向はみられない。
なお、大発会を含む1月最初の5営業日の騰落は7勝3敗となっている。
今年の1月は「NISA」で非課税投資枠がそれまでの160万円→360万円に拡大したことで個人投資家による買い期待が期待された。
そのため、今回も新年に入り、NISAの新しい無税枠360万円が出来ればと期待されているが、米国株投信の購入が増えるという見方もある。
IHIが上げ幅を拡大し、川崎重工が堅調。防衛関連として東京計器も上げ幅を拡大した。
LNG関連の明星工業(1976)が年初来高値。
三井E&Sはやや上げ幅を縮めた。
業種別上昇率上位は電力ガス、輸送用機器、サービス、精密、紙パルプで、下落は海運、鉄鋼、空運、非鉄。(W)