大引けの日経平均は124円安の3万9,036円、TOPIXは0.5ポイント高の2,727ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は746、下落銘柄数は817。出来高は18億4,806万株、売買代金は3兆943億円。
クリスマス休暇で海外投資家の参加が乏しくなるという見方から、日経平均は反落し、3万9,000円に近付いた。
一方、TOPIXはもみ合いを保った。
データセンター関連のフジクラと古河電工が利益確保の売りに押された。
ポケモンゲーム関連のDeNAが安い。
東宝は2025年の映画配給ラインナップを発表したが、製作決定を発表済みのゴジラの新作映画について、新たな発表がなかったことが失望された。
高島屋(8233)は第3四半期累計決算を発表したが、9~11月期の営業利益が2.9%増益にとどまったため売られた。
一方、ホンダは11月6日に発表した自社株買い(上限7,000万株=発行済株式数の1.5%)を中止し、12月23日に上限11億株(発行済株式数の23.7%)を発表し大幅高となった。
日産は統合効果が期待され、上昇し、三菱自動車は経営統合への参加期待で年初来高値。マツダやSUBARUも高い。
トランプ次期米大統領がパナマ運河の通航料を法外と批判したため、引き上げ圧力が期待され、海運株が買われた。
業種別下落率上位は非鉄、サービス、情報通信、電機、石油で、上昇率上位は海運、電力ガス、輸送用機器、鉄鋼、銀行。(W)