10時6分時点の日経平均は35円安の3万9,001円、TOPIXは14ポイント安の2,712ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は417、下落銘柄数は1,162。出来高は5億5,665万株、売買代金は9,486億円。
日経平均は小幅安。一時、109円安の3万8,927円となったが、その後は下げ渋りを見せている。
株取引での税は、暦年ベースで売却益などから売却損を引いた実質の利益にかかるため、年末を控えたこの時期には含み損益が発生している保有株を同時に売り、損益通算での課税額を減らす個人投資家が多いが、26日が年内受け渡し最終日なので、そうした売りも終わると見られている。
ディスコやレーザーテック、トヨタが売られ、東京海上など保険も安い。
一方、川崎重工とIHIは高い。
野村マイクロ(6254)が3日続伸。注射用水向け発熱物質エンドトキシン測定機の開発に成功したが材料視されている模様。
業種別下落率上位は保険、電力ガス、銀行、倉庫運輸、その他製品で、上昇は鉄鋼、海運、鉱業、非鉄。(W)