12時44分時点の日経平均は45円安の3万8,991円、TOPIXは11ポイント安の2,715ポイント。
大和証券の解説によると、今年の東京市場は年末年始休暇が長いので時間リスクがあるという。
2014年・2016年・2019年の大発会は、休み中に発表された中国PMI(購買担当者景気指数)がさえずに、日本の大発会は大幅安で始まったと指摘。
ただし、こうしたPMIが悪い年は事前に半年程度の上海株が下落だった事が多いとのこと。
今年の中国株はリバウンドしており、今後の景気対策への期待もあることから、休み中の中国PMIによるショック安大発会は考えにくいと述べている。
後場の日経平均は前引け同様小幅安。
第一三共は肺がん治療薬候補「ダトポタマブデルクステカン」について欧州連合(EU)での承認申請を自主的に取り下げたことで売られた。
マネジメントソリューションズや日本製鋼所が下落。
一方、キッセイ薬品が高い。直近のニュースでは23日に、技術導出先である英国のセラメックス社が、この度、欧州委員会より、子宮内膜症の追加適応症を取得したと報告した。
アンリツ(6754)は1月に付けた年初来高値を更新した。データセンターの建設増加を受けて、サーバ向けモジュールの開発用シグナル・クオリティ・アナライザ、サーバユニットに挿入される光トランシーバの製造検査用測定器の需要が拡大している。
業種別下落率上位は電力ガス、銀行、その他製品、保険、陸運で、上昇は輸送用機器、鉄鋼、鉱業、海運。(W)