10時12分時点の日経平均は302円高の3万9,870円、TOPIXは21ポイント高の2,787ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,193、下落銘柄数は391。出来高は5億7,148万株、売買代金は1兆1,621億円。
日経平均は上げ幅を拡大。
日銀が12月18日~19日に開催した金融政策決定会合の「主な意見」が公表され、「米国経済の不確実性が一巡するのを今しばらく注視する辛抱強さも必要だ」との見解が示された。
そのため早期利上げ観測が後退している。
DeNA(2432)が大幅高。10月30日にサービス開始したスマホ向けポケモンカードゲームが好調で、10~12月期のゲーム事業の売上収益は250億円以上で、前年同期の127億円から倍増することが好感された。
科研製薬はアトピー性皮膚炎や喘息向けの治療薬候補の開発販売権を米ジョンソン&ジョンソンにライセンス供与し、第3者割当による自己株もジョンソン&ジョンソンが引き受け、5.7%を保有する株主になることが好感された。
ニデックが公開買付を発表した牧野フライスはストップ高買い気配で、相乗効果への期待でニデックも高い。
一方、フジクラは一服となり、川崎重工は反落。
三越伊勢丹は小反落。
業種別上昇率上位は輸送用機器、空運、電力ガス、卸売、医薬品で、下落は鉱業、ゴム、ガラス土石、食品。(W)