TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 3連休明けの1月14日は「上げの特異日」という見方で下げ幅を縮めた
速報・市況2025年1月10日

☆[概況/前引け] 3連休明けの1月14日は「上げの特異日」という見方で下げ幅を縮めた

前引けの日経平均は193円安の3万9,411円、TOPIXは8ポイント安の2,727ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は664、下落銘柄数は902。出来高は8億8,549万株、売買代金は2兆2,627億円。
米国雇用統計の発表や3連休を控え、ポジション調整の売りも出て、日経平均は一時439円安の3万9,166円となった。
だが、10時以降は下げ幅を縮めた。
アドバンテスト(6857)は「生成AI向け半導体の成長を最も享受できる銘柄」というアナリストの見解などを日経新聞が報じたため買われた。
データセンター関連のフジクラと古河電工も高い。
その他、3連休明けの1月14日は「上げの特異日」と大和証券が紹介したことも下げ幅縮小に寄与した。
一方、ファーストリテイリングは中華圏での苦戦が影響し下落した。
中外製薬はインフルエンザ治療薬「タミフル」の供給調整を始めたと報じられ売られた。インフルエンザ流行拡大に加えて、後発薬の供給停止を受けて、全ての受注に応えられず、出荷量を限定しているため、機会逸失とマイナス視された。

業種別下落率上位は海運、銀行、小売、医薬品、倉庫運輸で、上昇率上位は非鉄、金属、精密、機会、その他製品。(W)

関連記事