TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 後場は3万8900円を挟み膠着状態
速報・市況2025年1月20日

☆[概況/大引け] 後場は3万8900円を挟み膠着状態

大引けの日経平均は451円高の3万8,902円、TOPIXは31ポイント高の2,711ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,291、下落銘柄数は304。出来高は14億9,872万株、売買代金は3兆3,768億円。
米国のトランプ大統領は20日の就任後、ただちに100本程度の大統領令に署名すると報じられた。FOXニュースは200本以上の大統領令や指示を出すと報じた。
関税引き上げと移民排斥はインフレ要因だが、規制緩和や減税のプラス要因が期待され、20日の日経平均は反発した。
IHIやレーザーテック、アドバンテスト、三菱UFJが買われた。
フジメディアはスポンサー離れが報じれたが、アクティビスト(物言う株主)からの改革圧力が重視され上昇した。
第一三共は米FDAが乳がん治療薬を承認したため大幅高。
ノーリツは自社株買いなどの株主提案を受けたため買われた。
住友ゴム(5110)はシティグループが「中立」→「買い」に引き上げた。バッファロー工場閉鎖による固定費削減や生産移管効果、オールシーズンタイヤの拡販効果に加えて、四輪DUNLOP事業買収による乗用車用タイヤでの構成改善効果を考慮すると、株価の上昇余地があると指摘。
一方、任天堂は続落となった。モルガン・スタンレーMUFG証券は「スイッチ2」による業績拡大期待はある程度株価に織り込まれた可能性が高いと述べ、投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」に下げた。

業種別上昇率上位は輸送用機器、医薬品、銀行、ガラス土石、証券で、下落率上位はその他製品、鉱業、海運。(W)

関連記事