大引けの日経平均は312円高の3万9,958円、TOPIXは14ポイント高の2,751ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は640、下落銘柄数は936。出来高は18億7,279万株、売買代金は4兆6,322億円。
イーロン・マスク氏がソフトバンクグループやオープンAIのAIインフラ整備のプロジェクトの資金力を疑問視したことで、日経平均は上げ幅を縮めた場面もあった。
だが、ソフトバンクグループとオープンAIから出資計画が報じられたことで、切り返した。
そして、サウジアラビアの皇太子がトランプ大統領との電話会談で、4年間で対米の投資と貿易を6,000億ドル(約93兆円)に拡大すると語ったと報じられ、前日の日米3社によるAIインフラ整備計画の5,000億ドル(約78兆円)よりも大きかったことから、日経平均は上げ幅を拡大し一時4万円を回復した。
フジクラとソフトバンクグループが続伸。
AIには大量の電力が必要なため発電タービンや発電プラントの三菱重工(7011)が物色された。
日本空港ビルデングは羽田空港の施設料を約2割値上げすることを発表し大幅高。
一方、ディスコは反落し、フジメディアは中居正広の芸能界引退発表で下げ幅を拡大した。
業種別上昇率上位は非鉄、その他製品、機械、不動産、紙パルプで、下落率上位は電力ガス、医薬品、倉庫運輸、食品、化学。(W)