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速報・市況2025年1月29日

☆[概況/後場寄り] ごく一部という状況が変わるとPERも低下

12時40分の日経平均は188円高の3万9,205円、TOPIXは16ポイント高の2,772ポイント。
第一生命経済研究所では、これまでのAI開発は高性能半導体の購買力と優秀な人材が欠かせないことから「資金力勝負」の色彩が強く、ごく一部の米国テック企業に限定されていたため、そうした銘柄群に資金が集中しPERが高まっていたと指摘。
そこに高性能半導体をさほど必要とせず、電力消費も大幅に抑制されると伝わっているDeepSeekが登場したため、米国製AIモデルの優位性が失われるのであれば、実質金利から大幅に乖離したPERが低下を迫られる可能性は留意しておきたいと解説している。
後場の日経平均は前引けに比べて上げ幅を縮小。
リクルートが買われ、バンダイナムコ(7832)が上げ幅を拡大。
住友理工は昨年来高値を更新。
一方、第一三共は下げ幅を広げた。ニトリも安い。

業種別上昇率上位は電機、サービス、証券、鉄鋼、非鉄で、下落率上位は医薬品、海運、精密、保険、鉱業。(W)

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